推奨!車に乗らない間は毎日補充電してバッテリーを鍛えてみた
2020.08.14 15:24
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論旨
アイドリングストップバッテリーって寿命が短いと思いませんか?いつも点検してもらうとバッテリーが弱っていますと言われませんか?
アイドリングストップバッテリーって、走行するだけでバッテリーの充電を100%にすることは難しいです。
アイドリングストップバッテリーって、充電の後半に15ボルト台の電圧をかけてあげないと、バッテリーがだんだん弱ってくるんです。
これを解決するには、車の乗らない時には、バッテリーを充電することで、バッテリーの充電量を100%に保つことができ、これがバッテリーの長寿命化につながるんです。
この記事ではアイドリングストップバッテリーの充電器CTEK MXS7.0JPについて紹介しています。
対象となる方
- 在宅勤務などで家にいる機会が増え、以前より車に乗らなくなった方
- 在宅勤務などで家にいる機会が増え、以前より車に乗るようになったが、バッテリーに優しい乗り方ができていない方
- 週末しか車に乗らない方
- 連続運転30分以下の短時間しか車に乗らない方
- ドライブレコーダで駐車監視などしている方
- アイドリングストップが頻繁に発生している方
- 車検や点検の度にバッテリーが弱っていると指摘される方
- 価格ではなく性能の良いバッテリー充電器を探している方
バッテリーを長持ちさせる
アイドリングストップバッテリーだけど直ぐに使えなくなる
前、バッテリーが上がってもうて、
ディーラーに言ったら、
バッテリー代4万円台とか言われたでな。
たまげたで
まあ、あんまり乗らんのもあったし、
ドライブレコーダーを後ろに付けて駐車監視しとったけぇの。
アイドリングストップ機能は止めとったのに
バッテリーあがったんよ
車買うた翌年と今回かの
最初は、ルームランプの消し忘れ
今回は、後ろにつけとるドライブレコーダーによる暗電流が原因やて
短時間の運転ですとバッテリーの回復には厳しいですね。
毎日連続30分は乗ったほうが良いかと。
使っていない間、バッテリーを充電してあげるのです。
その辺は賢くできていますよ。
ある程度充電したら、以後電圧が下がるまで監視して、
電圧が下がると充電を繰り返します。
メーカーによって制御は色々ですが、
だいたい同じようなことしていますよ。
アイドリングストップバッテリーと充電について
なぜいつも満充電にならないのか
アイドリングストップバッテリーと充電について
アイドリングストップバッテリーは、充電の終盤に15V台の電圧を掛けてあげる必要があります。
特に、捕充電したての頃は、100%充電となってても、走り出せば直ぐに12ボルド前半まで下がってしまいます。
アイドリングストップバッテリーは常時充電されていないのです。
車がその時の状況を判断しながら充電を制御し、ガソリンの節約に励んでいます。
このおかげで過充電を避けることはできますが、これだとバッテリーの充電が足りず、常に充電状態が低いため、電解液の成層化が起きてしまうのです。
これを解消するために、充電の後半に15V台の電圧をかけてあげ、バッテリー内の電解液を撹拌させることで成層化を解消させてあげることができます。
これがCTEKではリコンドモードになります。
バッテリーが100%充電でない最初の頃は
リコンドモードを使って捕充電してあげます。
走行の後にリコンドモードというのを何度かしていると、
常に100%を維持できるようになります。
そうなれば、通常のノーマルモードで充電してあげます。
高電圧について
CTEKのリコンドモードは、
新しいバッテリーで30分くらいで終わります。
この程度であれば問題ありません。
アイドリングストップバッテリーは特殊なので、
14V台の充電では、成層化を解消できないのです
バッテリーいちおう、
パナソニックのカオスじゃけど、ええんの?
パナソニックの品質保証に確認しましたが
15V台を30分くらいなら
大丈夫とのことです。
ちなみに16Vは、NGです。
Panasonicさんへの質問
現在N-Q100R/A3を所有しています
バッテリーを充電器による充電の際、ガス抜けが悪いため急速充電や高電圧充電は行わないでください。
とQ&Aに記載されていますが、ここでいう高電圧充電とは何Vの事を指すのでしょうか?
例えばセルスターのDRC-1500は、アフター充電として15.5Vかけています
例えばCTEKのMXS7.0JPは、リコンドというモードでは15.7V、1.5Aで30分から4時間かけています。
例えばアルプス計器のP12100S-ISSは車載で15V台、取り外して16V台をかけています。
アルプス計器によると
アイドリングストップバッテリーの特性上、“一般自動車用充電器の充電電圧より高電圧を与えないと液比重が均一化されません。” アイドリングストップバッテリーを一般自動車用充電器で充電した場合、液比重が変化しない=充電不足→成層化現象→早期バッテリーの劣化につながります。
と記載されているので、15V台の充電は大丈夫でしょうか?
[自動車用充電器]アイドリングストップ車 P12100S-ISS
Panasonicさんからの回答
16V以上の場合を高電圧と定義しています。
従いまして15V台での充電は特に問題ありません。
但し充電によりバッテリー上面の減液抑制シート内に水滴が
付くような場合には、充電を中止して下さい。
caosアイドリングストップ車用バッテリーA3シリーズにつきましては、
充電受入性が向上したため、アルプス計器製充電器の車載モードで
充電しても従来のバッテリーよりも成層化が解消できることを確認しています。
CTEK MXS7.0JP
各モードについて
MODEボタン押すと、NORMAL、AGM、SUPPLY、RECONDと切り替わります。MODEを選んで電源を切ると、次回も同じMODEになっています。
電源を入れていない状態。
NORMALで、14.4Vからスタート
元気ならディサルフェーションソフトスタートは直ぐに終わります。
バルクチャージも直ぐに終わります。
吸収浸透充電と分析は、時間を要します。
モードについて
モードについて
毎日、補充電することで、ディサルフェーションソフトスタート→バルクチャージ→吸収浸透充電分析へすぐに移行するようになります。
吸収浸透充電分析→フロートメンテナンス充電となります。フロートメンテナンス充電は、13.6V 7Aを保持します。
フロートメンテナンス充電が連続10日続くとパルスメンテナンスに移行します。
パルスメンテナンスは、 12.7Vまで下がると14.4Vになるまで充電し、14.4Vになると停止します。
12.9Vから14.4Vは、7Aから2Aで制御されています。
NORMALモードについて
AMGモードについて
AMGモードについて
AMGモードはAMGバッテリーや寒冷地で使います。
14.7V 7A 温度は-20度℃から+5℃
RECONDモードについて
RECONDモードについて
アイドリングストップバッテリーで使います。
NORMALモードを一通り実行して、RECONDモードに遷移します。
15.7V 1.5A 温度は-20度℃から+50℃
RECOND、15.7V 1.5Aで30分から4時間要します。NORMALと同じ遷移をして吸収浸透充電分析の後がRECONDその次はフロートになります。
SUPPLYモードについて
SUPPLYモードについて
SUPPLYモードはバッテリー外す際に車のECUのバックアップするのに使います。
最大で13.6V 7 A 温度は-20度℃から+50℃
英語版マニュアル
英語版ですが、役立ちます。
CTEK MXS7.0マニュアル 英語版
付属品
付属品
付属のコンフォートコネクションリードはバッテリーに装着済み
保存バック付属
バッテリークランプ付属
バッテリークランプを取り付けた状態。+はバッテリー、ーはボディの塗装されていないネジに装着
オプション
バッテリーセンス
これ取り付けしときゃ、とりあえずスマホでいつもバッテリー状態を確認できるでな
これでスマホと通信できる。
バッテリーにBATTERY SENSEと付属のコンフォートコネクションリード(バッテリーに接続したままにできるケーブル)を取り付けた状態
バッテリーセンスのiPhoneアプリ
BATTERY SENSEはスマホからBluetooth経由で監視できるでな。
ただ、車2台つないで、監視できるのは1台のスマホだけやから。
iPhoneの管理画面
車の名前、バッテリー容量を登録
毎日補充電してる車
毎日補充電している車だと、100%いけるかな。電圧はエンジン始動などで常に変動するけど、13V以上保っている。
補充電している車だと100%にすることもできる。
普段、補充電していない車
走行時のみの充電だと乱高下があり、100%にすることは難しい。
充電と放電が激しい
毎日往復12キロの移動と、日中片道30分、22キロの移動してもこれだけん。94%位までは行くけど、100%は難しいでな。
延長ケーブル
延長ケーブルやけど、
更に2台目も接続するので、2.5mを合計4本買ったでな。
車の長さ分は最低いるから5mなら2本やで
コンフォートコネクションリードにコンフォートコネクト エクステンション 延長コード2.5mを接続しているところ
防水仕様
接続口はこうなっている
ボンネットから延長コードが出ているところ
コードリールとダストボックス
延長ケーブルは、5mあって、その先のコードリールに挿している。
ダストボックス
この入っている箱は、エムケー精工(MK精工) ダストボックス ゴミ出し日和 屋外用(200L) CLS-20Cやで。もう売ってないやろな。
ゴミ捨てステーションない所だと、
ゴミ捨て可能時間まで一時保管しとかんといかんやろ。
これやと、匂い防げるし、動物も入れん、雨も当たらんで便利なのにな。
バッテリーバンパー
傷防止にバンパー被せてある
コネクションリード シガーソケット
車の電源をアクセサリーにしないと通電しない。7A制限があるので、あくまでECUのバックアップと、補充電用
バッテリーチャージャーバックアップコネクター
ODBIIから電源をとるので、車の電源が入って無くても充電可能
まとめ
まとめ
まとめ
車に乗っていないときは、常に補充電することを推奨します。
そして補充電にはCTEKのMXS7.0JPを使う事をお勧めします。
3.5:手頃な価格
5.0:アイドリングストップバッテリー対応、成層化対応
5.0:操作のし易さ
補充電で幸せになれる人
補充電で幸せになれる人
- 在宅勤務などで家にいる機会が増え、以前より車に乗らなくなった人
- 在宅勤務などで家にいる機会が増え、以前より車に乗るようになったが、バッテリーに優しい乗り方ができていない人
- 車に週末しか乗らない人
- 車に乗るけど連続運転30分以下の短時間しか乗らない人
- 電装品が多い人(特にドライブレコーダで駐車監視などしている人)
- 車に乗るけどアイドリングストップが頻繁に発生している人
- 車検や点検の度にバッテリーが弱っていると指摘される人
- 価格ではなく性能の良いバッテリー充電器を探している人
CTEK MXS7.0JPを購入した理由
CTEKのMXS7.0JPを購入した理由
アイドリングストップバッテリーは簡単にバッテリーがあがり、充電しても中々100%にならないことを知りました。
バッテリー上がりをディーラーに言ってバッテリー代を聞くと4万円代であることがわかり、Panasonicのcaosをネットで購入し自分で装着しました。
そのとき、バッテリーチャージャーも買ったのですが、当時セルスターにはDRC-1000までしかなく、後でDRC-1500が発売されセルスターに確認したらアイドリングストップバッテリーに対応するのはDRC-1500と言われショックを受けた事を覚えています。
だから補充電しても100%維持ができないのか・・・・
そしてアイドリングストップバッテリーの充電について調べていくと色々な事がわかりました。
特にアルプス計器さんの資料には「アイドリングストップバッテリーの特性上、一般自動車用充電器の充電電圧より高電圧を与えないと液比重が均一化されない。
アイドリングストップバッテリーを一般自動車用充電器で充電した場合、液比重が変化しないため、充電不足になり、成層化現象が進行し早期バッテリーの劣化につながる。」と書いてあるのを見て、世の中、正確な情報は、かなりディープに探さないと分からない物だと感じた物です。
アルプス計器の充電器は大きすぎるので、色々探した結果、CTEKという会社にたどり着きました。
充電電流により何種類かありましたが、56Ahのバッテリーだったため、7A仕様のMXS7.0JPを購入するに至りました。
セルスターの製品が悪いとは言っていませんよ。GPSレーダーはセルスターさんのを使ってますから。
CTEKをお勧めする理由
CTEKをお勧めする理由
- シンプルイズベスト
- 電源入れるだけで後は自動で行ってくれる。日本のメーカーは、電源入れる度にモード設定が必要(セルスターなど)だが、CTEKは前回電源を切る際のモードで動作するので、基本自動でよい。
- 初めてこのCTEKを買った時は、車のバッテリーは電圧が高くても、バッテリーの充電状態が良くない場合があり、その場合、RECONDで補充電をする。
- 何度かRECONDしていると、バッテリーの充電状態(SOC)、バッテリーの健全性(SOH)が改善する。改善したら以後の補充電をNORMALで行う。
- 最近わたしはRECONDだけで運用しています。
そのおかげか常に充電状態は100%を維持できています。
別の車で試しにRECONDした後は走行充電のみをしていると、充電状態は80%後半を超えることはできません。
やはりRECONDと補充電は必須ですね。
ぼやき
そもそもアイドリングストップって意味あるのかな?
車検の度にバッテリー交換する方が環境にも財布にもよくないよね。
絶対JC08モード対策のためだと思うよ。
アイドリングストップしても無駄→バッテリーか、アイドリングストップして燃費か?バッテリーでしょ!
あと、アイドリングストップバッテリー搭載車なのに、アイドリングストップのキャンセルを入れたら、普通の安いバッテリーを付けたらいけるんじゃね?と思うけど、寿命縮むよ
アイドリングストップバッテリー搭載車は、常にバッテリー充電を続けている訳ではないよ。かなりさぼっています。走行で100%の満充電は難しいよ。
もし、アイドリングストップバッテリー搭載車にアイドリングストップキャンセラーを付けて、バッテリーを安いのにするなら、運転後必ず補充電をする。
走行前は常に100%満充電状態にしておく。
そして、メンテナンスフリーでなく、補水管理できるバッテリーにする。
これで少しは長持ちさせることができるかもしれませんが、
私はそんなリスクは取りたくないので、実験しません。
アイドリングストップバッテリーを長寿命化する研究はするけどね。
でもこの補充電のおかげで、ディーラーで1年点検受けた際も、電圧12.95Vで健康そのものでした。以前は弱ってますねと必ず言われていました。
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