NVR510の特徴
- 高速なインターネットを実現できます。
私の環境ではIPv6 IPoEとIPv4 over IPv6 DS-Lite transixでそれぞれ実測で700Mbpsを超える通信を行う事ができます。 - 業務用にも使える信頼性と耐久性があります。
組み込まれたソフトウエアが原因による不具合は少なく、安定して稼働することが出来ます。
不具合や機能追加は定期的なアップデートで対応しています。
故障知らずで、私の家では9年経過した今でもNVR500が稼働しています。 - 様々な用途に利用することができます。
光でんわはもちろんのこと、IPv6やVPNなどにも対応しています。
NVR510との出会い
2011年にNVR500を購入し、IPv4 PPPoEで利用して特に不満があるわけでなく、そのまま現在まで稼働させて使用しています。
IPv6 IPoEは700Mbpsを超えていますが、IPv4 over IPv6 DS-Lite transixは200Mbps代です。
そしてもう一カ所にはNTTのホームゲートウェイが入っていました。
こちらが問題をかかえていて、夜遅くに反応が悪くなるので再起動をしていました。
我が家はLANでつながっている機器は、
AppleTVが1台、iPhoneSE2、iPhoneX、iPhone6Plusが2台、iPadAirが2台、昔のiPadが4台、iPadProが2台、AirMacExtremeが2台、AirMacExpressが2台、
プリンタが2台、エアコンの通信ユニットが2台、ガスコンロが1台、ドアホンと中継器、電話機とあり、
AppleTVで映画を見ながら、iPadやiPhoneを触っているとNATセッション数が上限を超えてホームゲートウェイが無反応になっていました。
市販の安いルータはNATセッション数が4096程度でしたから、2016年にNVR510が発売されたときは歓喜したものです。
NVR510のNATセッション数は最大65534です。NVR500のNATセッション数は最大4096でした。
ただ、値段が値段なので購入に躊躇していました。
一方、6年くらい前からIPv4 PPPoEは遅いという話題があって、そのときからIPoEやらIPv4over IPv6 DS-Lite方式にすると解消するという話題がありました。
当時は、DS-Liteができる機材も限られていたし、IPoEも有料オプションだったし、費用対効果考えたら、面倒で手を出しませんでした。
2020年4月頃調べてみるたら、NVR510でIPv6 IPoEとIPv4 over IPv6 DS-Lite transixでインターネットの高速化とNATセッション数による呪いがなくなることがわかったので、ポイント還元事業で5%還元が終わる2020年6月末の少し前の2020年5月に購入にいたりました。
NVR510の印象
- 他のメーカーのように化粧箱が派手でない。業務用かと思うほどシンプルな箱でした。
- 筐体は金属でできていて、相変わらず堅牢でした。
- 設定はNVR500よりGUIが使いやすくなっているため、何らかのルータを設定したことのある人なら設定はできると思います。
NVR510の気に入っているところ
- 光でんわが使えるところ
光でんわを使うためにNTTのホームゲートウェイを別途用意するなんて・・・邪魔です - 小型ONUが収納できるところ
光ケーブルを収納するためにONUを別途用意するなんて・・・邪魔です
NVR510のおすすめの使い方
- NVR510には色々な機能があり、色々な用途に対応できますが、IPv4 PPPoEで使うなんてもったいない。何のメリットもありません。
今の時代は、IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6で利用するべきです。
いつの日かIPv6 IPoEのみになれば、遅いなんて気にしなくなるかもしれません。
IPv4 over IPv6は、IPv6へ移行するための物ですが、IPv4 PPPoEより俄然速いのです。
NVR510と一緒に使うと良い物
- 光でんわ
- 小型ONU
これができるからNVR510を選ぶのです。
NVR510を入れることで、NTTのホームゲートウェイやONUが不要になります。
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