子猫を選ぶ人の一助になれば
自分から猫を選べるようになるまでにしておきたいこと
それぞれを掘り下げてみます。
基本的な知識を勉強する。
まずは猫とはどんな生き物であるのかについて、書籍などで学んで下さい。
どんな生態なのか、どんな種類があるのかなど知ると知らないとでは随分と異なります。
例えば、猫足ですが、知ってますか?
猫の太股は普段は見えません。
見えているのは、かかとです。
つまり、つま先で常に歩いているような状態です。
我が家の猫様の写真ですが、短足に見えますが、伸ばしてみると、みよーんと伸びます。
とても柔軟です。
人間の骨が206本とからしいですが、猫の骨は244本あります。
これは後ろ足の裏です。
猫は前足は5本、後ろ足は4本です。
前足は正確には、4本と手首位のところに1個あります。
猫によっては指の数が多いことがあります。
よくあることです。
我が家の猫様は、足の裏は、ぼーぼーに毛が生えているので、動物病院で剃って貰っています。
雄を選ぶのか、雌を選ぶのかによってその後も変わってきます。
本には雄は甘えん坊で飼い易いとあります。
確かに雄は甘ったれですが、成熟するとスプレー行為をします。
縄張りを家の中だけでなく外にも目を向けるようにもなるでしょう。
我が家の猫様は雌です。
雌なのでスプレー行為はしません。
家の中が縄張りで、外は興味を持ちますが、異界だと思っているようです。
子猫の頃、一度玄関から匍匐前進で1m位出たことありますが、即家に戻りました。
匂いが違う、音が五月蠅いなどで、住む世界が違うと思ったのかも知れません。
以来、窓際までは行きますが、外にはでなくなりした。
家の中での自宅警備を自分の任務としているようです。
外は異常がないかを監視する物だと思っているようです。
雄猫を飼うのでしたら、外に出ることを許すのか、中で飼うのでしたら脱走対策を考えておく必要があります。
猫の室内飼い
猫を飼う前は、猫を家の中に閉じ込めておくのは可哀相と思うかも知れません。
けど、外の世界では交通事故、大型動物による危害、猫エイズ、寄生虫などの恐れもあるため、安全とも言えません。
猫は家の中を立体的に行動します。
つまり、家が広くなくても、天井までの空間を利用できれば、喜んで立体空間で過ごします。
家は安全で、いつでもご飯にありつけ、便利な下僕がいるとわかれば、敢えて危険な外の世界には興味を持たないかも知れません。
猫の避妊
また、猫を飼う前は避妊は可哀相だと思うかも知れません。
けど、避妊をしないで大人になり成熟して繁殖期を迎えると、伴侶もいない状態でいるとそれは可哀相な物です。
人間が適齢期過ぎて独身で暮らしても肉体的に辛い事ないかもしれません。
猫は繁殖期は交尾もなしにそのままでいるのは可哀相なものです。
そして避妊をしてないことでホルモンによる影響で婦人病などに罹患します。
それらのリスクを避けるためにも生後半年から1年を迎えるまでに避妊しておく方が、猫にとっても身体への影響が少ない分、長生きすることができます。
飼っている人のブログを読みあさる。
飼っている人のブログを見ていると、猫の可愛さだけでなく、どんな粗相をするのかもわかります。
それを読んで自分が許せるのかも大切です。
そんな粗相をするのは絶えられないと思うのでしたら、猫を飼うことは諦めて下さい。
他の動物を飼うのも諦めた方がいいかもしれません。
また猫を飼っている人のブログを読むと、色々な猫の関連グッズがわかります。
その商品を実際に使ってみて有益だったかもわかります。
どんな病気になるか、病気になったときどうすればいいのか、予防はどうするべきかなども分かるようになります。
我が家の猫様は毛が長くもふもふの長毛種で、体重7㎏の大型猫に属しています。
生後2ヶ月の頃は体重1㎏で手の平に載るサイズでしたが、今では小型犬並のサイズがあります。
大きいので一緒に寝ると抱き枕になります。
猫は平らにすると伸びます。
猫は液体という所以です。
30cm位から1mまで変幻自在です。
ペットショップを見学する。
イオンやホームセンターなどで動物たちが販売されていることがあります。
販売されている金額に驚くと思いますが、実際に生きている猫を生で見ることができます。
猫を飼っている人なら、お店の人に言って猫を触らせてもらえる事もできます。
ただ、まだ猫を飼っていない人は、猫を飼っている人と一緒にいるのならその人に猫を抱いて貰い、自分は観察しましょう。
自分1人の時は、おとなしく観察のみをする方が猫にとってストレスにならないので見学に留めて下さい。
猫と暮らしている人は、猫の扱いを初めて飼う人よりは知っています。
ブリーダーを見学する
猫に関する色々な情報を集める内に、自分にはどんな猫がいいのか決まってくるでしょう。
血統とか関係ない、猫なら何でもいいというのでしたら、譲渡会で見つけるのもいいかもしれません。
猫はこの血統がいいというのであれば、その血統を扱っているブリーダーに連絡を取り、見学をさせてもらい、購入に至るというのでも良いと思います。
私は、ブリーダーより購入しました。
やはり、ホームセンター等のペットショップよりも安いのはもちろんですが、ペットショップで買うというのは抵抗があります。
してはいけないこと
してはいけないのは、何も前知識なしで猫が可愛いからと猫を買うとか貰うなどはしてはいけません。
実際飼ってみると、言うことを聞かない、思い通りにならないので、思ったのと違うからという理由で放棄する人がいるからです。
猫も人も不幸にしかなりません。
たかがペットでここまでする必要があるのか?と思うのでしたら、猫を飼うのを諦めて下さい。
人間の赤ちゃんを持つ場合、色々と調べるでしょ。
色々な粗相をするけど、それでも愛しいでしょ。
猫と人間は違うと言うかも知れませんが、猫と暮らすと言うことは、そこまでの覚悟が必要と言うことです。
自分の子供として育てると、猫も飼い主を親猫と思い、人間の赤ちゃんが加わると猫は自分の兄弟と思い、守るべき対象と思うようです。
猫には感情も母性もあります。
脳が30gだから喋れないだけです。
大型猫にするか
ノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン、ラグドール、サイベリアン、ラガマフィンなどは大きく育ちます。
我が家の猫様は体重が7㎏あります。
女性には重たいです。
身体を伸ばせば1mはあります。
抱きしめたり、猫吸いをするには大きな猫様がいいと思います。
大きな猫種を飼う場合、キャリーバックは大きいのが必要になります。
ごはんの量も多めになります。
小型犬の大きさになるため、色々な物は大きな物が必要になります。
けど小さなすき間などに潜り込む事ができるため、猫は液体と言われています。
長毛種にするか
ノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン、ラグドール、サイベリアン、ラガマフィン、ペルシャ、ソマリ、スコティッシュホールド、アメリカンカール、バーマン、マンチカンなどは長毛種といって毛が長く育ちます。
毛が長いと冬には強くても夏は冷房をしてあげる必要があります。
毛の長い猫種を飼う場合、毎日のブラッシングが必須になります。
ブラッシングしないと家の中に猫の毛が舞うことになります。
毛が長いので自分自身のグルーミングでもできない箇所があるため、人間にブラッシングさせた方が気持ちよい、効率がよいと学習すると積極的にブラッシングに参加させてもらえます。
我が家の猫様はブラシを見せると飛んできて、ブラシをしろと催促します。
人間がお腹などをブラシしていると、猫様は自分のおみ足グルーミングして共同作業を味わえます。
ただ人間の服にも猫様の毛がつきます。
黒い服、靴下など、洗濯前には毛を落とす必要があります。
かばん等の持ち物に猫様の毛がつきます。
猫吸いすると顔に猫様の毛がくっつきます。
床に猫様の毛の塊、長い髭なども落ちています。
私が選んだ理由
我が家の猫様はノルウェージャンフォレストキャットという品種です。
猫を飼うまでは、アメショーやロシアンブルーがいいなと思ってました。
けど、ノルを見た瞬間、ノルに惚れてしまいました。
飼い主のブログを見ると犬のような性格とあり、そこにも惚れてしまいました。
以後ノルだけを見るようになりました。
ノルは長毛種なので毎日ブラッシングしないと毛玉ができてしまいます。
けど、ブラッシングで身体を触れるので悪いことではありません。
どんな猫でも可愛いです。
愛情かければ裏切りません。
どんな猫を選んだとしてもよい伴侶になりますよ。
コメント